2009.12.21 Mon
冬のBBQ?!?!
ちょっと面白い記事を見つけた(笑
東京では、多摩川や荒川といったお世辞にもきれいとは言えない川の河川敷でも、
バーベキューをやっている人たちがいる。ひどいのになると、
橋の下の廃車や洗濯機や冷蔵庫が不法投棄されているゴミ溜めみたいな場所でも、
楽しそうにバーベキューをやっていたりする。そういうのには、
僕なんぞは頼まれても参加したくないが、とにかく都会の人はバーベキューが好きである。
外食をする機会は多くても、本当に外で食べる機会というのは少ないので、
ビルの谷間に猫の額ほどの自然を見つけても、早速バーベキューを始めるのである。
それでも、そういう人たちを見かけると、半分はうらやましい気持ちもないではなかったが。
という僕も、一度だけ東京でバーベキューをしたことがある。
仕事場で仲が良かった人たち10人ほどで、お台場へ出かけたのだ。
油が浮いてテラテラと輝く東京湾を、レインボーブリッジの下をくぐりお台場に到着すると、
船着き場のすぐ横でバーベキューのコンロなど一式を広げ、船を乗り降りする客を尻目に、
肉をたらふく食ったのだった。ちなみに、その時のメンバーとはほとんど音信不通なのだが、
コンロとランタンを持ってきていた朝日新聞の記者だけは、その後僕が田舎暮らしを始めてしばらくすると、
「朝日新聞記者、大麻所持で逮捕」と自分が新聞に載ることで、近況を知らせてくれた。
さて、田舎暮らしを始めて、僕はバーベキューコンロを手に入れた。
義理の弟のそのまた弟が結婚して、その引き出物に自分で選べるギフトが送られてきたからで、
いろいろ考えた末、バーベキューコンロに決めたのだ。
このバーベキューコンロという代物は、田舎の家では大概庭先にあって、
さまざまな用途に使われている。空き缶入れや小物入れ、
植木鉢の台や果てはゴミ箱としての利用、といった具合である。
が、僕としてはバーベキューコンロとして使いたいので、
いまだ本来の目的以外では使っていないのだが、いずれバーベキューに飽きたら、
別の使い方を考えなければならないのだろう。
バーベキューコンロが手に入った当初は、庭先でトトと野菜を焼いたり、
妹一家がやって来たときに持ち出しバーベキューをしたりしていた。
彫刻の師匠の庭先で、お好み焼きのパーティーをしたときも持参した。
最初のうちは、準備が面倒なのと片づけの手間を考えると、
どうしても二の足を踏みがちになっていたのだが、コツさえ掴めれば、
かえってどんな料理よりも簡単なほどである。
今ではアトリエに持ち込み、ことあるごとに炭を起こしては、
ちょっとしたものを焼いて食っているのだ。
バーベキューでは、炭を起こすのが大変と言う人もいるが、
炭を起こすことは大したことではない。
枯れ葉や小枝、新聞紙などの燃えやすいものから、
徐々に大きな木片に火を移し、十分火が起きたところで炭をくべれば良い。
ここで大切なのは、徹底的にウチワなどで風を送ることだ。
できたら、僕のように「星の子カーヴィ」のウチワを使うと、不思議に火の回りが良い。
次に、炭に火が移ったからといって、
すぐに網の上に肉を乗せたりするのは、素人である。
この時点で焼き始めると、肉や野菜の焼き具合にムラが生じ、
おまけに煤で黒くなったりする。バーベキューのプロは、
まだまだしばらく待つのである。炭全体が真っ赤な燠に変わるまで待つ。
こうすることで、炭から発せられる遠赤外線によって火力が安定するからである。
また、バーベキューは戸外で行うため、真冬にする人は少ないが、
炭火によって寒さが気にならなくなるので、夏にするよりもかえって快適なくらいである。
隣で焚き火でもすれば、ますます良い。どんよりとした冬空の下でも、
温かな火の近くにいて、こんがりと焼けた肉をつまみながらビールを飲み、
パチパチと薪のはぜる音やヤカンのお湯がシャンシャンと沸いている音を聞いていたりすると、
実に幸福な気分になれる。これは雪の舞う中、露天風呂に入っている気分と相通ずるものがあると思われる。
ただ網の上に乗せるという、ただそれだけの料理は、
料理の中でも最もシンプルなものだろう。けれども、目の前で焼き上がっていく過程を見られるということでは、
高級フランスレストランで、すでにできあがったものが皿の上にちょこんと乗っかり出てくるよりも、
食欲をそそられる。トトなどは、ジュウジュウ焼ける肉の匂いに我慢ができずコンロにべったりくっつくものだから、
何度注意しても、知らず知らずのうちに自分を焼いていたりする。
「焼き犬なんて、俺は食わんぞ」
網に乗せるものは、牛肉・豚肉・鶏肉はもとより、蟹やエビ、魚貝類もうまい。
野菜もタマネギ・ニンジン・ピーマン・ネギ・ジャガイモ・椎茸・トウモロコシ、
なんでも旨い。好き嫌いの多い子どもには、とにかくバーベキューを食わせたらいいだろう。
中でも僕のお気に入りは、腸詰めソーセージを油が抜けるほどカリカリに焼いたもの、
それからグリーンアスパラ、ホクホクに焼けたニンニクの素焼きだ。皮付きのニンニクをそのまま網の上に置き、
皮が真っ黒になったころが食べ頃だ。こいつをそのまま食べても、肉の上に乗せてもやたらに旨い。
ビールが何本でも飲めるのだ。
春になったらなったで、桜の木の下でバーベキューをするのも楽しいだろうが、
何も春まで待たなくても、寒風吹きすさぶ中でするバーベキューも、
自然を体感できる楽しいイベントなのである。
記事はこちら
冬のバーベキューは開始するまではしんどいかもしれないけど
始まってしまえば楽しいかもしれないね♪
今後八兵衛全員でやってみようか・・・
提案したら (; ・`д・´) みたいな目で見られるかな?(笑
焼肉八兵衛では遠方の方やご家庭でもお店の味をという
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東京では、多摩川や荒川といったお世辞にもきれいとは言えない川の河川敷でも、
バーベキューをやっている人たちがいる。ひどいのになると、
橋の下の廃車や洗濯機や冷蔵庫が不法投棄されているゴミ溜めみたいな場所でも、
楽しそうにバーベキューをやっていたりする。そういうのには、
僕なんぞは頼まれても参加したくないが、とにかく都会の人はバーベキューが好きである。
外食をする機会は多くても、本当に外で食べる機会というのは少ないので、
ビルの谷間に猫の額ほどの自然を見つけても、早速バーベキューを始めるのである。
それでも、そういう人たちを見かけると、半分はうらやましい気持ちもないではなかったが。
という僕も、一度だけ東京でバーベキューをしたことがある。
仕事場で仲が良かった人たち10人ほどで、お台場へ出かけたのだ。
油が浮いてテラテラと輝く東京湾を、レインボーブリッジの下をくぐりお台場に到着すると、
船着き場のすぐ横でバーベキューのコンロなど一式を広げ、船を乗り降りする客を尻目に、
肉をたらふく食ったのだった。ちなみに、その時のメンバーとはほとんど音信不通なのだが、
コンロとランタンを持ってきていた朝日新聞の記者だけは、その後僕が田舎暮らしを始めてしばらくすると、
「朝日新聞記者、大麻所持で逮捕」と自分が新聞に載ることで、近況を知らせてくれた。
さて、田舎暮らしを始めて、僕はバーベキューコンロを手に入れた。
義理の弟のそのまた弟が結婚して、その引き出物に自分で選べるギフトが送られてきたからで、
いろいろ考えた末、バーベキューコンロに決めたのだ。
このバーベキューコンロという代物は、田舎の家では大概庭先にあって、
さまざまな用途に使われている。空き缶入れや小物入れ、
植木鉢の台や果てはゴミ箱としての利用、といった具合である。
が、僕としてはバーベキューコンロとして使いたいので、
いまだ本来の目的以外では使っていないのだが、いずれバーベキューに飽きたら、
別の使い方を考えなければならないのだろう。
バーベキューコンロが手に入った当初は、庭先でトトと野菜を焼いたり、
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彫刻の師匠の庭先で、お好み焼きのパーティーをしたときも持参した。
最初のうちは、準備が面倒なのと片づけの手間を考えると、
どうしても二の足を踏みがちになっていたのだが、コツさえ掴めれば、
かえってどんな料理よりも簡単なほどである。
今ではアトリエに持ち込み、ことあるごとに炭を起こしては、
ちょっとしたものを焼いて食っているのだ。
バーベキューでは、炭を起こすのが大変と言う人もいるが、
炭を起こすことは大したことではない。
枯れ葉や小枝、新聞紙などの燃えやすいものから、
徐々に大きな木片に火を移し、十分火が起きたところで炭をくべれば良い。
ここで大切なのは、徹底的にウチワなどで風を送ることだ。
できたら、僕のように「星の子カーヴィ」のウチワを使うと、不思議に火の回りが良い。
次に、炭に火が移ったからといって、
すぐに網の上に肉を乗せたりするのは、素人である。
この時点で焼き始めると、肉や野菜の焼き具合にムラが生じ、
おまけに煤で黒くなったりする。バーベキューのプロは、
まだまだしばらく待つのである。炭全体が真っ赤な燠に変わるまで待つ。
こうすることで、炭から発せられる遠赤外線によって火力が安定するからである。
また、バーベキューは戸外で行うため、真冬にする人は少ないが、
炭火によって寒さが気にならなくなるので、夏にするよりもかえって快適なくらいである。
隣で焚き火でもすれば、ますます良い。どんよりとした冬空の下でも、
温かな火の近くにいて、こんがりと焼けた肉をつまみながらビールを飲み、
パチパチと薪のはぜる音やヤカンのお湯がシャンシャンと沸いている音を聞いていたりすると、
実に幸福な気分になれる。これは雪の舞う中、露天風呂に入っている気分と相通ずるものがあると思われる。
ただ網の上に乗せるという、ただそれだけの料理は、
料理の中でも最もシンプルなものだろう。けれども、目の前で焼き上がっていく過程を見られるということでは、
高級フランスレストランで、すでにできあがったものが皿の上にちょこんと乗っかり出てくるよりも、
食欲をそそられる。トトなどは、ジュウジュウ焼ける肉の匂いに我慢ができずコンロにべったりくっつくものだから、
何度注意しても、知らず知らずのうちに自分を焼いていたりする。
「焼き犬なんて、俺は食わんぞ」
網に乗せるものは、牛肉・豚肉・鶏肉はもとより、蟹やエビ、魚貝類もうまい。
野菜もタマネギ・ニンジン・ピーマン・ネギ・ジャガイモ・椎茸・トウモロコシ、
なんでも旨い。好き嫌いの多い子どもには、とにかくバーベキューを食わせたらいいだろう。
中でも僕のお気に入りは、腸詰めソーセージを油が抜けるほどカリカリに焼いたもの、
それからグリーンアスパラ、ホクホクに焼けたニンニクの素焼きだ。皮付きのニンニクをそのまま網の上に置き、
皮が真っ黒になったころが食べ頃だ。こいつをそのまま食べても、肉の上に乗せてもやたらに旨い。
ビールが何本でも飲めるのだ。
春になったらなったで、桜の木の下でバーベキューをするのも楽しいだろうが、
何も春まで待たなくても、寒風吹きすさぶ中でするバーベキューも、
自然を体感できる楽しいイベントなのである。
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